レトロ印刷な2DAYS!開催レポート~「小耳にプラス」編

6月1日(土)&2日(日)の2日間、ファブラボ山口にて、レトロ印刷JAMさんによる
シルクスクリーンにまつわるイベント&ワークショップ2DAYSを開催いたしました。

1日目はレトロ印刷JAMさんのプロジェクト「SURIMACCA+」について知ることのできるトーク中心イベント「小耳にプラス」。

 

株式会社JAMの山川社長、SURIMACCA+担当のハカタさん、そして東京のSURUTOCOから辰巳さんの三名がお越しになり、SURIMACCAとSURIMACCA+の仕組みについて、分かりやすく説明してくださいました。

 

今回のお話を持ち掛けてくださったハカタさんが司会進行を担当。

 

山川社長からはJAMがレトロ印刷を始めた経緯と、シルクスクリーンに対する熱い思いをお聞かせ頂きました。
SURIMACCAが従来のシルクスクリーン技術と比べてどう違うのか?といったテクニカルな話題は辰巳さんのターン。

 

中盤からはデジタルスクリーン製版機「ゴッコプロ 100」を動かして、実際にシルクスクリーンの版を作る工程を見せて頂きました。プリンター感覚で簡単にシルクスクリーンの製版ができる素晴らしい機械です。

ちなみにゴッコプロの「ゴッコ」は御存知プリントゴッコの「ゴッコ」、100は100秒で版が作れるよという意味だそうです。

 

製版を終えたら、SURIMACCAに版を固定していきます。

 

網戸を枠にはめる道具でゴムを押し込む。

 

版の上にインクを乗せて…

 

スキージーで伸ばすと…
(※ここだけ撮り忘れていたので2日目の写真で代用)

 

はい完成。あっという間にシルクスクリーンのトートバッグが出来上がりました。ドライヤーで乾かしてやれば、1分ほどで使えるようになります。

SURIMACCAインクは乾燥時間を極限まで遅らせることで目詰まりしにくくなっており、さらにアイロンでの熱処理をしなくても定着します。綿や麻だけでなくポリエステル(※撥水加工などされていないものに限ります)にも対応しているので、色々なものに刷ることができるのです。

 

SURIMACCA+を展開されている全国のお店の情報も教えて頂き、SURIMACCA+が自分たちの身近に出来たらどんな楽しいことが起こるのか、よーく理解できました。株式会社JAMの皆さま、ありがとうございました!

 

SURIMACCAの道具がキャラクターになった「スリマッカくん」バッジをお土産に頂きました。
水色のおじさんは「スリマッカおじさん」こと、レトロ印刷 JAM / 創設者の古屋さんです。

2日目のレポートはまた後日!