制作事例_vol.1|前小路ワークス |代表 清水 博文さん

東京からUターンし年齢を重ねても続けていける仕事をと「まるで村の鍛冶屋さんのように 前小路ワークス」を開業。
商品の型紙を作るところから自ら行い、レザーのバッグや財布、生活雑貨など、他では売っていないものを制作。
「村の鍛冶屋」のありようを目指して活動中。

何の機材で、何を制作されていますか?

レーザーカッターを使って、型紙や定規、ディスプレイ用のロゴ入りの箱ですね。

型紙のアール(曲線)は手できれいにカットすることはできないので、新しいオリジナル商品ができたら型紙をレーザーカッターで作っています。

ファブラボを知った経緯を教えてください。

娘から教えてもらいました。

ファブラボが山口市中心商店街にある時だったので随分前になりますが、「こういうところがあるよ」と教えてくれて、「これは使える!」と思いました。

ファブラボを利用していかがですか?

山口市中心商店街にあった頃から通って常連ですが、雰囲気がすごくいいと思いますよ。

機械のことは、最初のレクチャーで概ね理解しましたし、分からないときはスタッフの方に聞いて解決しています。レーザーカッターが使える環境が近くにあるということが自体が素晴らしいことなので満足です。

清水さんのものづくりに対する理念や信念・思いとは何ですか?

店舗のブランド名「村の鍛冶屋さんのように」は、基本的に資本主義ではない「村の鍛冶屋さん」
そこを一番に目指したいと思ってます。そしていろんなビジネスモデルとしてやっていけたらいいなっていう思いがあります。

特に価格、商品に対して正直に値段をつけること、もう一つは他では売っていないものができるというコペルニクス的アイディアとアナーキーなセンスで商売できたらと思っています。

今後ファブラボに期待すること、要望などはありますか?

ファブラボ憲章などホームページには書いてありますが、ファブラボがどういうところでどういう理念があるのか、具体的にこんなことができるよといったことを発信し、もっと多くの人にファブラボという施設を知ってもらい、活用してもらえるといいと思ってます。

僕は気が付いて利用させてもらっていますが、僕みたいな手作りで飯を食っている人も結構いると思うので、そういう人たちがファブラボという施設に気付けるようにしたらいいと思ってます。それはどうしたらいいのかなって僕も分からないけど思ってます。

蛇行する山道を抜け、たどり着いた「前小路ワークス」


店舗兼作業場は、清水さんのこだわりのモノがたくさん飾ってあり、「こんな作業場が欲しい!」と、撮影隊一同、感激しました。それらを丁寧に、楽しく説明してくださる清水さん。「大量生産ではできない、理にかなったモノづくり」の理念に、深く感銘を受けました。


一切の無駄を省き、使う人のために、一つ一つ手縫いで時間をかけて作る工程からは、「神は細部に宿る」という言葉を想起いたしました。今後の新たな計画について、お話して頂ける日を楽しみにしております。


清水さん、ありがとうございました。

まるで村の鍛冶屋さんのように|前小路ワークス
Webサイト:https://www.maekoji.com/