受講生レポート:山縣政則さん

何を作りましたか?

講習会の風景

作ったものを紹介をしてください

Fusion360上でレンダリングを行う際のシーンの背景に、RICOH THETA S(シータ・エス)で撮影した
全天球画像を取り込んでみました。
きっかけは、以前からTHETA Sの画像を単純にアップロードするだけではなく何かに利用出来ないかと思っていたのと、
講習の際に背景に好きな画像を取り込めると聞いたことで2つが結びつきました。

YouTubeに画像ファイルの貼付け等の一連の流れをアップしています。
https://www.youtube.com/watch?v=hkaMCjzUwgU

yama

制作過程を教えてください!

用意した画像は、講習会の様子をTHETA Sで撮影し、THETA S専用アプリを通じてiPhone5Sに取り込み、
パノラマ状のJPEG画像をDropBoxにアップロードし、DropBoxからMacBook Airに取り込みました。

画像をFusion360に取り込むためにはデータを.hdr形式に変換しなければならないため、
ネット上で全天球画像をHDR化されている方のサイト等を参考にしながら、HDR画像作成アプリなどもDLしたのですが、
THETA Sの最新のファームウェアではTHETA S上でHDR画像を撮影出来るため意味がありませんでした。
さらに.hdr形式で書き出し出来るはずが、サイトに記載されたものとバージョンが違うためかうまく変換出来なかったので、
仕方なく書き出したJPEG画像を背景画像に選んでみたところ、動作は不安定ながら一応取り込むことに成功しました。

恐らく画像自体にHDRの情報が含まれているものと仮定し、取り込んだオリジナルのデータをコピーし、
ファイルの拡張子を.hdrに書き換えて、再度Fusion360で背景に取り込んだところ問題なく取り込めました

3日間でどんなことを学びましたか? また、どんな力がついたと感じていますか?

Fusion360については、今までにAutodeskの方を講師に1日講習を受けているのと、初級者向けのオンライン講座を受講していましたので、
基本的な操作等については多少なり慣れていましたが、今回の講習ではかなり実践的な内容で、痒い所に手が届く感じでした。

MeshMixerについては今回初めて操作しましたが、もっと前からこのソフトを使っていれば良かったと思えるような快適さでした。
操作自体はクセがあり慣れが必要かもしれませんが、STLデータの編集がこれほど簡単に出来るとは思っていなかったので目から鱗でした。
残念ながら、3日目の作品製作は仕事の都合で不参加でしたが、2日間で習ったことは、今後のFab活動に大いに役立てて行きたいと思います。

もっと学んでみたいこと・今後作ってみたいものは何ですか?

Fusion360のアセンブリ関連の機能をもう少し深く学んでみたいと思いました
今現在検討しているいくつかの案件に歯車やスライド機構などを持たせようと思っているものがありますので、動作確認等に利用出来ると考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です